反社会的勢カの宴会に出席して金銭を受け取るなどした、いわゆる「闇営業」問題で、謹慎処分を受けた芸人11人が、きのう19日をもって処分が解除された。お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成(41)は20日、東京・ルミネtheよしもとで行われた公演で劇場復帰となった。

【動画】ガリチュウ福島善成、特技の雑誌破りで「闇営業行ったらこうなるからな!」

 「おかえり~」という大声援に迎えられて登場。相方の熊谷茶に「まずは福島くんから一言」と促された福島だったが「えっ、なんで?」と軽くボケ。すぐさま真剣な表情になり「この度は、いつも応援してくださるみなさま、関係者のみなさま、そして何より詐欺被害に合われたみなさま、本当に不快な思いをさせてしまい、大変、申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。

 仕切り直してネタに入ったが、再度ステージに上がったのは熊谷のみ。しばらくすると“せんとくん”になった福島が現れた。甲高い声で「きょうはカメラがいっぱいいる。なんで?」と自ら切り出すと「そうか、ガリットチュウ福島が闇営業で2ヶ月謹慎して初舞台だからか! そういうことか」と笑わせた。そして、せんとくんは「今後、どうして行くのかなぁ」と福島の身を案じたが「ボランティア活動も大事だけど、これから詐欺被害が減るように呼びかける。それが一番、大事なんじゃないかな」と思いを“代弁”した。

 披露したのは、おなじみの怪力ネタ。古いマンガ雑誌を1秒で破くという鉄板ネタだったが、なにかを耳打ちされた熊谷は「2ヶ月ぶりなので1.5秒かかるそうです」と告げた。いざ挑戦すると、通常通りに“0.1秒”で真っ二つに。せんとくんは2つになったマンガ雑誌を見せながら「闇営業行ったら、こうなるからな」と予告し、会場は大歓声だった。

 福島はきのう19日に自身のツイッターで「この度は、応援してくださっている皆様、関係者の皆様、御迷惑をおかけし大変申し訳御座いませんでした」と詫び、「そして何より詐欺被害に遭われた方々を不快な思いにさせてしまい大変申し訳御座いませんでした」と重ねて謝罪していた。そして「今後は微力ではありますが定期的にSNSで発信したり会社と共に振り込み詐偽撲滅の為、啓蒙活動にも力を入れて行きます」と表明していた。

 吉本興業は9日に謹慎処分となっている11人の芸人について、8月19日をもって謹慎処分を解き、復帰することを正式に発表。「11名は謹慎処分以降、それぞれが今回の件を重大な問題として捉え猛省し、7月末からは、自らの意思により社会貢献活動を行ってまいりました」とし「11名は活動再開後も被害防止の為の啓蒙活動等の社会貢献活動を行っていく所存です」と伝えていた。

 8日には一連の騒動を受けて設置した『経営アドバイザリー委員会』の第1回会合を行い、マネジメントやスケジュール管理、ギャラ交渉などをタレントが自ら行う「専属エージェント契約」を導入することも発表している。

 きのう19日には同劇場で、くまだまさし、スリムクラブ、2700、ムーディ勝山、ディエゴ(ストロベビー)も復帰している。

■残る芸人の復帰スケジュールは以下の通り
8月22日、よしもと幕張イオンモール劇場:木村卓寛(天津/43)
8月24日、よしもと幕張イオンモール劇場:パンチ浜崎(ザ・パンチ/38)、ルミネtheよしもと:レイザーラモンHG(レイザーラモン/43)