覆面レスラーのケンドー カシンとして活躍し、総合格闘技のリングにも上がったプロレスラーの石澤常光(51)が、世界最大のプロレス団体・WWEと専属コーチ契約を締結し、パフォーマンスセンターの新たなコーチに加わることが決定した。同団体が発表した。

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 学生時代からレスリングの選手として頭角を現した石澤は、早稲田大学時代に全日本学生選手権3連覇、全日本選手権優勝という実績を引っさげて1992年に新日本プロレスに入団。96年にケンドー カシンへ転身し、サブミッションを主体としたスタイルでIWGP Jr.ヘビーのベルトを獲得した。その後、いくつかの団体へ活躍の場を移し、そのポテンシャルをアントニオ猪木に見いだされ、総合格闘技「PRIDE」にも参戦している。

 その一方、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程に通い、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで講師に就任、さらには書籍『フツーのプロレスラーだった僕がKOで大学非常勤講師になるまで』を出版するなど、レスラーの枠を超えた活動にも取り組んできた。

 2019年2月にパフォーマンスセンターでゲストコーチを務めた際には、フィン・ベイラーが石澤とのツーショット画像をSNSに投稿し、日本での初めてのトレーナーが石澤だったことを明らかにした。天の邪鬼なキャラクターで人気を集めてきた石澤だが、今後はWWEの若手育成に力を注いでいく。