世界中で大規模な大会が行われている人気オンラインゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の高校対抗全国eスポーツ大会『Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2019』の決勝戦が15日、千葉・舞浜アンフィシアターで開催。学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校「KDG N1」と岡山県共生高等学校「eスポーツ部」が対決し、N高が『リーグ・オブ・レジェンド』部門の高校生eスポーツ甲子園「STAGE:0」第1回大会の初代チャンピオンに輝いた。

【写真】大会のスペシャルサポーターとして登場したアルコ&ピース

 「STAGE:0」は、eスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、今年からスタートした国内最大級の高校生による大会。『クラッシュ・ロワイヤル』『フォートナイト』『リーグ・オブ・レジェンド』の3部門へのエントリーが可能で、総数は1475校、1780チーム、4716人が参加して頂点を争い、きのう14日に決勝戦が行われた『フォートナイト』部門は千葉県立下総高等学校「とうもろこし畑」、『クラロワ』部門は渋谷教育学園渋谷高等学校「Intuition」が優勝した。

 きょう行われた『リーグ・オブ・レジェンド』部門ではエントリー数49校のうち60チーム334人が参加し、学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校「KDG N1」と岡山県共生高等学校「eスポーツ部」が決勝戦で激突。両校は今年3月に別大会である『全国高校eスポーツ選手権 リーグ・オブ・レジェンド部門』の準決勝で対決していたため、負けたN高側はリベンジに燃えていた。

 決勝戦は2本先取で勝敗を決め、1ゲーム目は序盤まで接戦だったが、徐々にN高側が相手を追い詰めて岡山共生のミスもあり1本先取。ミスについて、大会スペシャルサポーターのアルコ&ピースの平子祐希は「スーパーマリオのスターを獲得したのに、トイレに行って無敵時間を無駄にしてしまった感じ?」など独特な解説をし、特別ゲストとして来場していたケイン・コスギも「N高がこのまま優勝するのか、共生岡山がイーブンに戻すのか」と自身のツイッターでつぶやくなど興奮していた。

 2ゲーム目は勢いそのままにN高が猛攻を仕掛け中盤までリードしていたが、岡山共生のエース・赤バフ選手の奮闘もあり逆転。その後、N高が再逆転したが、岡山共生が集団戦に持ち込んで接戦を制した。

 3ゲーム目まで試合が展開され、平子は「これはスラムダンクの山王(工業)対湘北、山本KID対魔裟斗!」と名試合に興奮。そしてゲームが始まると、これで優勝が決まるため両校は慎重な出だしだったが、N高が強気の攻めを見せて優勝を飾った。メンバーそれぞれ「泣いてしまい取り乱してしまったのですが、自分を育ててくれた両親やコーチ、みんなに感謝したいです」と感無量の様子。表彰式ではケイン・コスギも登壇して「新しい体験をさせていただいた。パーフェクト・ボディ!」とポーズを決めて会場を盛り上げると、第2回大会が2020年夏に開催されることが発表された。

 『リーグ・オブ・レジェンド』は、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナと呼ばれるチーム対チームの対戦型PCゲーム。プレイヤーが操作するチャンピオンと呼ばれるキャラクターで相手本陣の攻略を競い、RPG要素とRTS(リアルタイムストラテジー)のテンポなど、スピード感ある展開が特徴で競技性の高さからeスポーツのタイトルとして世界中でプロリーグが開催されている。