NHKで放送中のよるドラ『だから私は推しました』(毎週土曜 後11:30~11:59、全8回)に主演する桜井ユキ。ひょんなことから地下アイドルと出会い、ズブズブとオタク沼にハマっていく主人公・遠藤愛を演じる。

【写真】愛の推しメン、ハナ(白石聖)

 そもそも、“地下アイドル”というカルチャーを「知らなかった」という桜井。「テレビに出られているアイドルグループの方々は知っていたんですけど、いわゆる“地下”で活動されている方がいるというのを知りませんでした。撮影に入る前にライブに行ってみようかとも考えたんですけど、結局、愛も知らないところからこの世界に入っていくので“あ、それは別にいらないな”と思って、見ていないんですよ。なので私はサニサイしか知りません(笑)」

 「サニサイ」とは、劇中に登場する地下アイドルグループ「サニーサイドアップ」のこと。中でも、主人公はメンバーの中で、もっとも冴えないハナ(白石聖)にハマっていく。劇中では“オタ芸”にも挑戦している。

 「ノリノリでやっています(笑)。お風呂でかけ声の練習もしていますし(笑)。片手にサイリウムを持って、サニサイのT シャツを着て、お芝居をしているのがすごく楽しい(笑)」。

 ライブシーンの撮影には、日常的にアイドルを応援している“本物”も参加しており、「オタ芸の時に生まれる空気の臨場感がすごくて“やっぱり本物には勝てないな”と感心しています(笑)」と、脱帽していた。

 ドルオタになった主人公の変化、成長を映し出す一方で、サニーサイドアップにまつわる、ある事件を捜査している刑事・聖護院実(澤部佑)も登場。地下アイドルの世界で活動する女性たちの現状もシリアスに描かれていく。

 「現実にアイドルの方たちが直面している問題が描かれているからこそ、それぞれのキャラクターにちゃんと奥行きがあるのかなと。“ステージに上がって歓声を浴びるアイドル”というポジティブなイメージのまんまで終わらずに、彼女たちの日常やステージからは見えない裏側がしっかり描かれていて、そこがこのドラマの土台になっているなと感じています」とアピール。

 地下アイドルを知らなかった桜井に、ほかのジャンルでも誰か“推し”はいるか?と尋ねると 、「それがないんです! 子どもの頃から好きな芸能人の方がいたことなくて…」という返答。「スポーツ観戦も客観的に見ちゃうんですよ。誰かを応援することに夢中になれないというか。一生懸命になっている姿にウルウルすることはもちろんあるんですけど…。だから今回の愛という役柄は新鮮でもありますし、発見と新しい感情の体験を日々感じています」と話していた。

■第3回(8月10日放送)
 オタ活に精を出し、仕事にもメリハリが生まれて愛(桜井)の毎日は充実感を増すが、オタクであることは周囲に隠し続けていた。オタク仲間で、センターの花梨(松田るか)推しの小豆沢(細田善彦)からは「所詮みんながいいって言うものしか、いいって言えない奴だ」と鋭い指摘を受けるが、自分がドルオタだと認めることに抵抗があった。そんなある日、愛はライブ会場の近くで会社の同僚と出くわしてしまう。