レゲエグループ・湘南乃風の若旦那が6日、都内で行われた映画『影に抱かれて眠れ』の完成披露試写会に出席。ハマり役のヤクザを演じたことに「誤解しないで」と演技であるエクスキューズをして笑わせた。

【写真】杖をついて登壇した小沢和義

 同作は北方謙三原作で、講談社創業100周年記念出版作品『抱影』の実写化。こよなく酒を愛し、横浜の野毛の街を愛する抽象画家・硲冬樹(加藤雅也)が主人公。冬樹は野毛の街で2軒の酒場を営む。絵を描き、野毛の街で酒を飲み、自らの経営する店を巡回するのが冬樹の日常だった。そんな平凡な毎日を揺るがす事件が起こる。冬樹を父親の様に慕う岩井信治(カトウシンスケ)が傷を負い、冬樹のもとを訪れた。

 この事件によって、やがて冬樹は横浜の街の闇に飲み込まれていくことになる。一方、独身を貫く冬樹には、欲望のはけ口として勝手気ままに関係を続ける女性と、純愛を貫き続ける女性の存在があった。男社会の抗争に呑み込まれようとする中、10年以上純愛を貫く女性の余命を知ってしまう冬樹。冬樹の周囲がひときわ騒めきだし、平凡な日常が大きく崩れ始めていく。

 若旦那は中井という横浜のヤクザ役。好演しているが「憎たらしいヤクザをやらせていただきました。見終わった後、僕のことを嫌いになると思います。そうではなくて優しい紳士なので、誤解しないで…。ただの役の中なので」とぽつりとつぶやいた。演じるにあたり「一つだけ『汚く食べてほしい』とオーダーがあった」と明かす。そのため、豚足を素手でむさぼり食うシーンが見どころの一つに。若旦那は「大変だったんですよ。2週間ぐらい臭いが取れなかった」とボヤいていた。

 また、同作に本名の松本利夫として出演しているEXILE MATSUは「松本利夫様」と紹介された。MATSUは「松本様と呼ばれると、いまいちしっくりこない…」と苦笑い。冒頭、最後のシーン共にMATSUで始まって終わるため「いいポジションと言ってしまえば、いいポジション」と笑顔を見せた。

 舞台あいさつには加藤雅也、中村ゆり、カトウシンスケ、中野英雄、小沢和義、和泉聖治監督も参加した。脚本を務めた小沢は杖をついて登壇したが「映画のアクションでヘマをしまして」と頭をかいていた。