大阪・ABCテレビの朝の情報番組『おはよう朝日です』(月~金 前6:45~8:00※関西ローカル)は、1979年4月2日の放送開始から丸40周年となり、「挑戦」をテーマに、1年間さまざまな企画を放送中。そんな中、この夏の超大型挑戦企画として、番組きっての肉体派・メインMCの岩本計介アナウンサー(43)と、今年で番組出演30周年となる、お天気キャスター・正木明(58)が、アフリカ最高峰5895メートルのキリマンジャロ登頂に挑戦することになり、その出発に向けて3日、大阪と奈良の県境にそびえる生駒山頂上で会見を行った。

【写真】取材会の模様

 出発は8月23日を予定している。実は、5月の挑戦発表から、2人は2週間に1度、関西の山々への練習登山を行っており、今回が最後(6度目)の登山となった。会見の司会を務めたのは、『おは朝』アシスタントの川添佳穂アナウンサー。この日、岩本アナウンサー、正木キャスターは午前7時半に近鉄生駒駅を出発し、生駒山山頂まで登ってきたという。

 早速、2人を呼び込むと、「わぁ、絶景!」と疲れを感じさせない岩本アナに対し、正木キャスターも「汗びっしょりです」と言いつつも、ともに充実感いっぱいの様子。キリマンジャロ出発まで、あと20日を切った今、心境をたずねられた岩本アナは「キリマンジャロが決まった時は楽しみばっかりで、練習登山が始まった時もみんなでウキウキしながら登ってたんですけど、8月に入ってからは不安の虫がムクムクと湧き上がってきて、今はひたすら不安ですね。山頂を極められるかという不安」と明かした。

 さらに、「キリマンジャロの山頂到達率は50%だそうで、それも登山の心得がある人でも半分の人は登れないという山に、素人に産毛が生えたぐらいの2人が挑戦するんです」。すると、正木キャスターから「2人のうちの、どっちかしかが登れない!?」と自虐的なコメントも飛び出した。

 そんな正木キャスターは、5月の『おは朝』終わりの朝食の時に、番組出演が30周年という話をポロッとすると、ディレクターから「それは誘わなきゃな」と、後日キリマンジャロ登山を言い渡されたという。「これまで『おは朝』のスぺシャルな企画にはなかなか参加できていなかったので、最初はうれしかったんです。しかし、先週末に個人的に六甲山に登り、ガクッと自信がなくなって。こんな800~900メートルの山でいいのかな」と、弱気な発言。

 それでも、「もう行くしかない。あとは、自分の体が持つかどうかだけなんで、気持ちは頂上です」と力強い決意を語れば、岩本アナも「登れないと、番組が成立しないというプレッシャーもあります」と続けた。

 その言葉通り、今回のキリマンジャロ登頂は、スタッフも含め7人での挑戦となり、9月9日~12日の4日間にわたり、番組内で放送される。「『登れませんでした』はありえませんよ」と川添アナからハッパをかけられれば、岩本アナは「川添さんが何か特集していいですよ」と言うと、正木キャスターまでも「2日間ぐらいやって、残りの2日間はお天気の特集を考えましょう」と提案。

 そこへ、「この挑戦をぜひとも応援したい!」と呼び寄せていた、平均年齢66歳、最高齢は78歳という「大阪おとんおかんチアリーダーズ」の17人が登場。元気いっぱいのチアリーディングに元気をもらった岩本アナと正木キャスターは、チーム最高齢の女性から「あんまり考えない。一期一会を楽しむこと」とくじけそうになった時の秘訣を伝授されると、「僕らは深刻に受け止めすぎなんかな」と納得。最後に「Go! キリマンジャロ!!」とエールをもらい、岩本&正木両氏は勇気百倍に!?

 キリマンジャロには、山頂に「神が宿っている」と言われる。そこで山頂に到達したあかつきには、大きな旗を降って、その瞬間を証拠として残しておくという。その大きな旗もお披露目された。「挑戦」の文字が入ったこの旗には、番組視聴者から寄せられた“挑戦”を書き込む予定で、その“挑戦”を番組公式ツイッターで14日まで募集する。「31669人」(8月3日現在)のフォロワーの“挑戦”も背負って、登山してもらう、という趣向。

 「ほんと、責任重大すぎます」と、いささか不安がる2人。すると、川添アナが「これだけ大勢の方の思いを背負ってますから、できなかった時は、それなりの責任を負っていただきます!」と追い打ちをかける。とここで、彼女からトンデモナイ発表が。「もしも登頂できなかったら…『岩本計介ボディビル大会入賞に挑戦!』」。これを聞いた岩本アナは「キリマンジャロに何にも関係ないやんか。ボディビル、なめたらダメよ。あの人たちは、人生かけてやってますから」と腰が引ける。だが、川添アナは「これぐらいの覚悟をもってやってください」と容赦なく、大会用のブーメランパンツは「私が縫います(笑)」といいつつ、条件は「連帯責任で、必ず2人とも登頂すること」と冷たく言い放った。

 岩本アナは「ここまでたくさんの皆さんの手もお借りして、視聴者の皆さんの”挑戦”まで乗ってくるということは、残り3週間やることやって、もうやるしかないですね」と決意を新たにしていた。