俳優の舘ひろし(69)が5日、都内で行われた映画『アルキメデスの大戦』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。7月26日に封切りした本作を、すでに10回以上観ている観客も訪れており「暇ですねえ」と笑うと、すかさず主演の菅田将暉(26)が「観てくださっているのに、暇とか言っちゃだめですよ」とツッコミ。すると舘は「お金持ちですねえ」と言い換え、何度も足を運んでくれたファンに独自のお礼を告げていた。

【写真】雰囲気で伝わる、満面笑顔で楽しそうにトークをする舘ひろし&菅田将暉

 公開後キャスト陣にも多くの感想が寄せられ、舘は「友達に初めて『お前、芝居がうまくなったなあ』と言われましたよ」と笑顔。「菅田くんに引っ張られ、山崎貴監督の演出のおかげです」ときょう登壇した2人に感謝を伝えた。

 菅田も「どれもうれしい感想ばかりで。僕の友達に、映画を年間300本観るノザキくんとタマダくんがいて、僕の過去作品も観てくれているんですけど、初めて褒められました」と身内話ながらも喜んで報告していた。エゴサーチをしている山崎監督も「反応が良いですね」と高評価に笑顔を見せていた。

 観客からの質問コーナーで“大人って汚いなあと思ったエピソード”を聞かると、
舘は「小学生のころですけど、クリスマスに機関車の模型を親父が買ってくれると言ったんですけど、おふくろが『ダメだ』って言って、買ってくれなかった」と明かした。

 菅田は2002年の日韓ワールドカップの公式球レプリカをクリスマスにお願いしていたことを明かすも「届いたんですけど、ランクが一番下のやつだった」としょんぼり顔。山崎監督は「親がプラモデルを買ってくれると言ったんですけど『エイプリルフールだよ!』と言われてガン泣きしてしまったら、どうしようもないやつを買ってきてくれた」と2人とも切ない話を披露したものの、舘は「僕は何ももらえなかった。ゼロですからね」と上がいることを強調していた。

 物語は、1930年代の日本が舞台で、欧米列強との開戦を視野に入れ、大日本帝国海軍の司令部は、世界最大級の戦艦“大和”建造を計画していた。一方、海軍少将・山本五十六(舘)は、国家予算の無駄遣いとして、作戦に反対していた。そこで、軍部の息がかかっていない帝国大学100年に1人の逸材、アルキメデスの再来と呼ばれる天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れる。櫂は数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる建造費の見積額に矛盾を発見し、軍部の陰謀を暴こうとする。