かつて、山口百恵さん(60)の自叙伝『蒼い時』を手掛けた出版プロデューサーの残間里江子さんが28日、自身のブログを更新。百恵さんの近況について、メールでのやり取りを伝えている。

【写真】母・百恵さんへの思いを語った三浦祐太朗

 残間さんは、百恵さんが“三浦百恵”として出版したキルト作品集『時間(とき)の花束 Bouquet du temps [幸せな出逢いに包まれて]』について紹介。「32年もの長い時間にせよ、『よくぞここまで創り上げた』ということに、先ずは感動しました。引退当初、自由に外にも出られなかったのだから、物理的に時間があったのだろうと、思う方がいるかも知れませんが、この作品群を見ると、時間があれば出来るものではないと解ります」と絶賛した。

 同書の出版の話を初めて聞いたとき、残間さんは百恵さんに「キルトの本の出版の話を、嬉しく聞きました。良かったなぁと思っています」とメールしたという。というのも「日頃から百恵さんは、『私はもう自分で何かを、発信することはないと思います。主人と息子たちが日常の中で、私のことを感じとってくれていることが、全てですし、それで私は十分なのです』と、いうようなことを言っていましたので、律義で真面目な百恵さんのことですから、もしかしたら、『蒼い時』をプロデュースした私に対して、前言を翻したと思われているのではないかと、気にしているかもしれない」と、百恵さんを慮ってのメッセージだったと明かした。

 これに対し百恵さんからは「私としては、『これから先、自分で(自分の思いを)発信していくことは考えていない』という、気持に変わりはないので、大切な人に嘘をつくようなことはしたくないと、今回の編集の方と相談をして、あくまでも作品主体でとお願いをして、キルトの解説は、これまでの展示会の図録を引用して頂くこと、新たなエピソードなどは、編集の方の聞き書きにして頂き、自分自身で書くのは、あとがきだけということにして頂きました」と返信があったとのこと。

 百恵さんも新刊の出版にあたり、残間さんのことを考えていたことがわかり「言うまでもなく、今や百恵さんは誰と、どんなことをしても自由ですし、仮に突然気持が変わって、自分の内面を書いてみたいと思うことも、生身の人間ですから、あっても不思議はないのですが、こんな風に気遣ってくれたことに、感激しました」と喜びの言葉をつづっている。