今年3月に米・ニューヨークの自宅で亡くなった、日本で長年活躍した覆面レスラーのザ・デストロイヤー(本名:リチャード・ベイヤー)さんのメモリアルイベント『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト~白覆面の魔王よ永遠に~』が、11月15日に東京・大田区総合体育館で開催されることが決定した。

【写真】ザ・デストロイヤーとの思い出を語った藤波辰爾と和田京平

 29日に都内で行われた会見には、藤波辰爾、大会プロデューサーの和田京平名誉レフェリーらが出席。和田氏は「デストロイヤーが亡くなってびっくりしたんですけど、この大会を開けるということでうれしく、絶対に応援したいと思っていたら、プロデューサーということで名誉なことです」と恐縮。「10代の頃に業界に入って、全日本プロレスで最初に会った、知っている海外のレスラーがデストロイヤーだった。そこに馬場さん、ブッチャーがいて」と当時の思い出を語りだした。

 デストロイヤーさんとは公私に渡って親交があったようで「(レスラーの中で)最初にグッズを販売したのもデストロイヤーで、それも手伝いました。その時にデストロイヤー選手はうちに遊びに来いと、リングスタッフを招いてバーベキュー大会をやってくれたんです。本当に家族ぐるみの付き合いでした」としみじみ。「全日本プロレスで、馬場さんがお父さんだとすれば、デストロイヤーはおじさんというような感じだった。この大会をぜひ成功させたい」と言葉に力を込めた。

 当日の試合数については「多くのレスラーを呼びたい。祭り的なことで、いろんな人に来てほしいなということで、8試合とか考えていますけど、内容の濃い、来てよかったなと思ってもらえるようにしたい」と意気込み。「その日の試合の内容を語りながら、駅まで歩くのがプロレスファンじゃないかなと。この場に全日本プロレスの和田京平がいて、新日本プロレスの藤波辰爾さんがいるって不思議な感じだと思いますが、これが今なんじゃないかな。きょうは、藤波さん来てくださってありがとうございます」と声を弾ませた。

 一方の藤波は「僕らは少年時代から、デストロイヤーさんと力道山さんの死闘を見ていました。プロレスのリングには、いろんなマスクマンが登場しますが、元祖というか、デストロイヤーさんのマスクは、どこに行っても誰もがわかるものでした。レスラー、プロレスファンであれば、デストロイヤーさんの大会はみな興味をもって見てくれると思うので、自分も精いっぱいいろんな形で協力していきたい」と語っていた。

 今回のメモリアルイベント開催決定にあたって、ドリー・ファンク・ジュニアから「デストロイヤーとはミスターババが作ったオールジャパンを一緒に支えてきました。対戦は少なかったのですが、良き先輩であり戦友でもありました。今でもデストロイヤーのことはリスペクトしています。デストロイヤーを追悼したくメモリアルイベントに私はいきます!! 今回はファンクスとしてみなさまにお会いしたく、現在テリーには連絡しています」とのコメントが寄せられた。

 イベント当日は、スタン・ハンセン、徳光和夫らの来場も予定されている。