女優の浜辺美波(18)、俳優の東出昌大(31)が出演するNHK総合の特集ドラマ『ピュア! 一日アイドル署長の事件簿』(8月13日~15日 後10:00※3夜連続)の試写会が25日、東京・渋谷の同局で行われた。浜辺に対して、東出は「素晴らしい女優さん。この歳で、人間性が完成されている」と、共演者・スタッフ・視聴者からも愛される彼女の魅力を語った。

【写真】思わず見惚れてしまう…カメラ目線でニコッと微笑む浜辺美波

 同ドラマは、「トリック」シリーズなどの蒔田光治氏のオリジナル脚本による推理エンターテイメント。売れないアイドルの黒薔薇純子(浜辺)が表と裏の顔を使い分け、捜査一課の刑事・東堂(東出)を手玉に取りながら、難事件を解決していく物語。

 第1話は拡大版の70分、第2話・第3話は各50分の3本を約1ヶ月で撮影するという、なかなかのハードスケジュールだったことも踏まえ、東出は「ギョッとするようなスケジュールの中で座長を務めるとか、『君の膵臓をたべたい』などの作品を拝見していても、凛としたお芝居をなさっているとか、それができるのはかわいさ、天真爛漫さだけでなく、精神的な強さも絶対的に必要だと思う」と、素晴らしいと思った理由を挙げていった。

 「不快な思いをされることも今後あるかもしれないし、心無いことを言われることもあるかもしれないが、それでもみんなのために、視聴者のために、という固い意志みたいな、たぎるようなものがあるからキャリアを積んでいけるんだろうし、座長ができるんだろうな。10個以上、年下なんですけどその背中を観て素晴らしいと思っていました」と、話した。

 横で聞いていた浜辺は「東出さんの背中が物理的なものではなくて、本当に大きくみえて」と笑いを取りつつ「本当に尊敬させてもらっている。東出さんのようにもっと頑張らないと、と現場で思っていたので、改めて背筋を伸ばして頑張っていきたいと思います」と返して、場をいっそうなごませた。

 制作統括の後藤高久氏(NHKエンタープライズ)は浜辺の「コメディエンヌとして力を発揮している」とコメディーの才能を絶賛。演出の藤原知之氏も「(浜辺演じる売れないアイドルの黒薔薇純子の)自己紹介シーンで、本番の1、2時間くらい前に急にアイドルらしい振り付けを思いついて、もともとせりふも多いシーンだったんですけど、『これくらい大丈夫ですよ』って、すぐ覚えて。すごいなと思った」と話していた。

 その自己紹介シーンを含め、浜辺が演じる清純派を装いつつ、裏ではライバルの蹴落としを画策するような腹黒いアイドルの「残念な感じ、いまいち売れない理由がわかっていただけるようなおバカな感じ」が見どころの一つでもある本作。浜辺は、黒薔薇純子との「共通点ございません」と、キッパリ宣言していた。