【台北共同】台湾国防部(国防省)は5日、中国軍の航空機と艦船が台湾海峡で演習を実施し、海峡の中間線を台湾側に越えたと発表した。中国軍が行っている大規模軍事演習の一環。中国軍艦船が中間線を越えるのは極めてまれ。前日の弾道ミサイル発射に続く示威行動で、国防部は「極めて挑発的な行為だ」と非難した。

 中国外務省は、米国との軍事分野における対話や気候変動問題での協議などの停止を発表。米中関係の一層の悪化は必至だ。

 中間線は米国や台湾が主張し始めたものだが、中国も尊重してきた。近年、中国は中間線の存在を明確に否定し、軍用機を台湾側に進入させるケースが増加している。