2022年4~6月期決算を公表した上場企業で、非製造業の純損益合計の黒字額が前年同期比77・3%増の3兆776億円となったことが5日、分かった。資源高が業績を圧迫した電力・ガスを除くと98・0%増の3兆1555億円とほぼ倍増した。新型コロナウイルス禍の影響を受けていた鉄道や航空などの改善が目立ち、人流回復が業績を底上げする構図が鮮明になった。

 一方、製造業は円安進行の恩恵で売上高が10・9%増と増収を確保したものの、純利益は1・7%減の3兆9063億円と停滞した。原材料費上昇のほか半導体の供給不足による自動車などの生産抑制が響いた。