斉藤鉄夫国土交通相は5日の記者会見で、日野自動車のエンジン試験データ不正問題について「自動車認証制度の根幹を揺るがす行為で断じて許されない。うそがまかり通れば制度に対する信頼が成り立たなくなる」と批判した。立ち入り検査で再発防止策の内容などを確認し、厳正に対処すると述べた。

 日野が2日公表した外部有識者による特別調査委員会の報告書では、排ガスの不正は少なくとも約20年前から。2016年の国交省調査には、不適切な事案はないと虚偽の報告をしていた。

 国交省は不正が判明したエンジンの出荷停止や、基準不適合のエンジンを搭載した車の速やかなリコールを指導している。