後藤茂之厚生労働相は5日の記者会見で、新型コロナウイルス禍の雇用維持に向けた雇用調整助成金や休業支援金の不正受給問題に関し、防止策を強化する考えを示した。会計検査院が少なくとも約3億円の不正受給や二重支給があると指摘したことを受けた対応。不正が疑われる企業や受給者のリストを作成し調査を徹底する方針。

 後藤氏は「不正受給を見逃さないよう、調査の充実と厳正な対応に努める」と強調。4日付で対策強化を都道府県労働局に通知したとも述べた。

 助成金と支援金は、コロナ禍で申請が急増。会計検査院は4日、約3億円の不適切支給を確認したと発表した。