政府は9日、まだ食べられるのに捨てられた「食品ロス」が2020年度に522万トン発生したとの推計を発表した。減少は5年連続で、前年度から48万トン減り、推計を始めた12年度以降で最少だった。新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店などの利用減が大きく影響した。

 内訳は、飲食店やコンビニなどの事業者が34万トン減の275万トン。特に外食関係は22万トン減った。家庭からの排出は14万トン減の247万トンだった。担当者は食品ロス削減への意識の高まりに加え「コロナ禍で外出が減ったことや、飲食店の営業自粛などが影響した」と分析した。