厚生労働省の血液事業部会運営委員会は8日、B型肝炎に感染した献血者の血液が日赤の安全検査をすり抜け、輸血された患者が感染した事例が2件あったと明らかにした。

 厚労省によると、感染したのは、昨年7月に同じ献血者からの血液製剤を投与された60代男性と80代女性。いずれも劇症化や死亡したとの報告はない。

 献血者は昨年7月に2回献血をしており、2回目に実施された安全検査でウイルス感染が疑われ血液の使用を中止。その後、B型肝炎と判明、日赤が1回目の献血による血液製剤の出荷状況を調べ、輸血を受けた2人の感染が確認された。昨年12月と今年1月に厚労省に報告された。