原子力規制委員会は8日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下深くに埋設する最終処分場の選定過程で、安全確保のために考慮する最低限の要件案を了承した。施設を損傷する恐れがある火山や活断層などを避けて場所を選ぶべきだとしている。

 国は高レベル廃棄物を地下300メートルより深い場所に埋め、生活環境から隔離して処分する方針。規制委の要件案は、13万~12万年前以降の活動が否定できない活断層の近くや、火山の中心から15キロ以内、海や川による浸食や地盤隆起が大きい場所は除外すべきだとした。特に新たな火山が生じる可能性がある場所に注意する必要性を示した。