在職中に背任的行為などをしたとして、日本相撲協会が元顧問の小林慶彦氏と同氏が代表取締役を務めたコンサルティング会社に損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、東京地裁で言い渡され、小林元顧問らに9812万5758円の支払いを命じた。同協会は約5億1千万円の賠償を求めていた。

 判決によると、小林氏は両国国技館改修工事を巡り、施工業者から金銭を個人的に受領。適正かつ有利な価格設定の実現を阻み、相撲協会が契約の対価を過分に支払うことになったとされた。顧問としての協会との業務委託料の一部も損害として認められた。

 小林氏の代理人弁護士はコメントを差し控えた。