熊本市の慈恵病院が独自に導入している「内密出産制度」に関し、大西一史市長は8日、内閣府を訪れ、制度を利用した2人の事例を踏まえた課題や、制度のあり方について野田聖子こども政策担当相に説明。妊婦の相談に応じる「妊娠葛藤相談所」や、子の出自を知る権利を保障する公的な身元情報管理機関の設置を提案した。

 野田担当相は、出自を知る権利を保障する上で、情報管理の重要性に触れ「民間の医師に任せるのではなく、デジタル庁とも相談し、国が何らかの形で構築していかねばと思っている」との考えを示した。