政府は北方領土周辺水域で日本漁船が拿捕などをされない「安全操業協定」の履行を中断すると発表したロシア側に対し「一方的な発表は受け入れられない」との立場を伝え、抗議した。政府関係者が8日、明らかにした。松野博一官房長官は同日の記者会見で「協定の下での操業が継続できるよう、ロシア側と協議を行っていく考えだ」と語った。

 松野氏はロシア側の発表を「遺憾だ」とも述べた。9月から始まるホッケ刺し網漁に影響が及ぶ恐れがある。ロシアは日本側が資金の支払いを拒んでいることを協定停止の理由に挙げている。