鹿児島県の奄美大島と周辺の島々で昨年ウミガメが産卵した回数を、奄美海洋生物研究会がまとめた。アカウミガメは59回で、2012年の調査開始以来、最も少なかった。同研究会は「減少は心配だが、中長期的に見守りたい」としている。

 産卵期の4~9月に海岸約100カ所を県職員、ウミガメ監視員、ボランティアらがドローンや双眼鏡などで調査。アオウミガメは241回で、種不明を含めると計326回の産卵が確認された。合計では過去2番目の少なさだった。

 アカウミガメは最も多かった13年(663回)の10分の1以下に減少。ウミガメは国際自然保護連合のレッドリストに登録されている。