川崎重工業は7日、子会社の川重冷熱工業(本店・滋賀県草津市)で、ビルなどの空調システム用に製造・販売した一部の冷凍機の検査成績書類に実測していないデータを記載するなどの不正行為があったと発表した。1984年から2022年までの間に1950件あった。これまで販売した冷凍機約1万5千台のうち、実際に検査不正が確認されたのは約3千台だった。安全性に問題はないとしている。

 不正があったのは「吸収式冷凍機」で、冷房に必要な冷水の温度を下げる機器。ビルや商業施設の屋上などに設置されている。川重冷熱は出荷前に試運転を求められた際、偽ったデータを検査書類に記載していた。