株主対応などのコンサルティング業務を手がける「アイ・アールジャパンホールディングス」(東京)の元副社長が、同社の未公表情報に基づくインサイダー取引に関わった疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反容疑で、同社本社や関係先を強制調査していたことが6日、関係者への取材で分かった。監視委は資料分析や関係者の聴取を進め、取引の経緯を慎重に調べている。

 同社は6日、監視委の強制調査を受けたのは事実とし「当社の元役員が嫌疑の対象と理解している。調査に全面協力する」とのコメントを出した。3日には元副社長が「一身上の都合」で辞任したことを発表していた。