東京電力福島第1原発事故による避難者らが起こした損害賠償請求訴訟での敗訴確定を受け、東電は5日、福島県双葉町の産業交流センターで原告らに対面し、「事故でかけがえのない生活や古里に大きな損害を与え、皆さまの人生を狂わせ心身に取り返しのつかない被害を及ぼした。誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 東電の高原一嘉福島本社代表が、小早川智明社長名義の謝罪文を代読し原告側に手渡した。受け取った早川篤雄原告団長(82)は「事故を防げなかった原因と責任を、客観的事実に基づき究明してほしい」と求めた。