川崎市の生コンクリート製造業者が、余った生コンを混ぜるなどして出荷し、神奈川県や東京都内の住宅建築現場約30カ所で、建築基準法上の安全基準を満たしていない可能性があることが5日、関係者への取材で分かった。自治体は事実関係を調べ、強度や安全性に問題がないか確認している。

 古い生コンを新しいものと混ぜる行為は、JISで認められていない。建築基準法は、建物の基礎などに使うコンクリートに関して、JISに適合するか国土交通相の認定を受けなければならないと定めている。

 業者は川崎市宮前区の有限会社「小島建材店」。今年2月にJISの認証を取り消された。