政府は5日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、関係省庁幹部らが首相官邸や防衛省にそれぞれ緊急参集し、情報収集に当たった。巡航ミサイルを含めて今年17回目となる発射に関し、迎撃困難な「飽和攻撃」を想定した同時発射訓練の可能性があると警戒。米韓両国と協調し、北朝鮮の意図などの分析を急ぐ構えだ。

 岸田首相は視察先の福島県に向かう途中で第1報を受けた。JR郡山駅で松野官房長官から電話で状況を聞き取り、対応を指示した上で視察を続行。記者団に「引き続き米国、韓国と緊密に連携しながら情報収集、警戒監視に全力を挙げる。わが国の平和と安全の確保に万全を期したい」と強調した。