不妊治療に用いるための第三者の精子を収集・保管する精子バンクのうち、匿名と限定せずに募集する2施設で、提供者の6割強が生まれた子どもに実名や住所などの個人情報を開示する前提で登録していることが4日、分かった。職業など個人を特定しない情報は全ての提供者が子への開示を認めている。

 超党派の議員連盟は生まれた子が出自を知るには提供者の同意を必要とする方向で新規立法を目指している。開示前提でも提供者が一定程度いることが分かり、立法化の議論に影響する可能性がある。

 2施設は「みらい生命研究所」(埼玉県越谷市)と「はらメディカルクリニック」(東京都渋谷区)。