北海道水産会(札幌市)は3日、北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でロシア側に入漁料を支払って行うコンブ漁に関する日ロ間の交渉が妥結したと発表した。例年は6月1日が漁の解禁日だが、今年はロシアのウクライナ侵攻の影響で、妥結がずれ込んだことで漁の開始が遅れた。

 好漁場である貝殻島周辺で、旧ソ連に拿捕されるコンブ漁の漁師が絶えなかったため、1963年から協定を結んだ上で操業を行っている。北海道水産会はロシア側との交渉の窓口を担っている。今年は昨年より約200万円少ない約8800万円を支払い、220隻が操業する内容で合意に達した。準備が整い次第、出漁する。