将棋の藤井聡太棋聖=竜王・王位・叡王・王将との五冠=(19)に永瀬拓矢王座(29)が挑む第93期棋聖戦5番勝負の第1局は3日、兵庫県洲本市で指され、2度の千日手指し直しの末、114手で後手の永瀬王座が先勝した。藤井棋聖は黒星スタートとなり、2021年の王位戦第5局から続いていたタイトル戦での連勝は13で止まった。

 タイトル戦の13連勝は羽生善治九段(51)と並ぶ歴代2位。今シリーズ、藤井棋聖は3連覇を目指し、永瀬王座は棋聖初獲得を狙う。第2局は15日、新潟市で行われる。

 対局は同一局面が4回繰り返される千日手が、タイトル戦では珍しく2度も成立した。