高知医療センター(高知市)で2015年、入院していた男性患者=当時(26)=がベッドから転落し、その後死亡したのは、防止措置を怠ったのが原因として遺族が、センターを運営する高知県・高知市病院企業団に約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で高松高裁は3日までに、約6600万円の賠償を命じた。2日付。

 請求を棄却した一審高知地裁判決(20年6月)を取り消した。医師や看護師の対応に過失があり、男性の転落や死亡との因果関係を認めた。

 病院企業団は「納得しがたい。事故の予見は困難だと考える。判決(の内容)を精査して対応する」とコメントした。