経済産業省は3日、福井県敦賀市で開かれた、県内の原発立地地域の将来像を議論する第4回会合で、原発の電力で製造した水素を、2025年の大阪・関西万博で活用する案を示した。杉本達治知事は「『立地地域はいいな』と思われるために万博との連携は大事だ」と述べた。

 国は今後、水素の使用法などの検討を進める方針。大規模水素製造プラントの整備や、原子力人材の育成などの案も掲げ、20~30年後に県の原発立地地域を「ゼロカーボンをけん引する地域」としたい考えだ。

 ただ原発で水素をつくる計画に県議らの間には「原発の将来像が定まらない中で議論しても意味がない」といった声もある。