京都市のベンチャー企業「メガカリオン」は3日までに、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った血小板を、血小板が足りず正常に止血できない「血小板減少症」の患者に投与する臨床試験(治験)を開始した。数年以内に実用化を目指す。

 4月に600億個の血小板を患者1人に投与。アレルギー反応など副作用の報告はなく、体内の血小板も増加した。今後、血小板減少症の患者9人に投与して安全性や有効性を調べる。

 赤松健一社長は「製品化にはまだ時間が必要。生産性を上げてコストダウンを図りたい」としている。