政府は3日、2021年度版の水産白書を閣議決定した。日本の1人当たりの魚介類消費量は20年度に23・4キロとなり、比較可能な1960年度以降で最低だったと報告。ピークだった01年度の6割弱に落ち込んだ。新型コロナウイルス禍で外食の消費額が減った。一方、巣ごもり需要によりスーパーでの売り上げが好調で、家庭で手軽に食べられる商品の開発が必要だと強調した。

 肉類の消費は拡大傾向が続く一方、魚介類はほぼ右肩下がりで減少してきた。魚介類の長引く低迷の要因には、価格の高さや調理の手間が敬遠されること、調理方法が知られていないことがあると指摘した。