【パリ共同】フランスのマクロン大統領は22日、国民議会(下院)総選挙で与党連合が過半数を大きく割り込んだことを受けてテレビ演説した。他党派との連立と、法案ごとの多数派工作のどちらかを目指す与党の方針を示し「(これまでと)異なる統治や立法の仕方を皆で身に付けなければならない」と訴えた。

 10分弱の演説でマクロン氏は選挙結果について「私たちの国に走る深い溝、分断を無視できない」と述べ、与党連合に過半数を認めなかった有権者の選択を「受け止める」と強調した。トップダウン型の統治が「傲慢」と批判されてきた中「妥協」という言葉を繰り返し、野党に歩み寄る姿勢を見せた。