国に無登録で暗号資産への投資を勧誘したとして、金融商品取引法違反容疑で逮捕されたコンサルタント会社「桜和堂」代表取締役辻政行容疑者(69)らが、栃木県の温泉施設で開いたセミナーに警視庁の元警視正の男性を招き、出資予定者にあいさつさせていたことが22日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、桜和堂の関連会社もホームページで男性を「顧問」と紹介。男性の許可は得なかったとみられる。辻容疑者らは「元本は保証する」などと虚偽を伝えており、説明に説得力を持たせるため招待した疑いがある。

 男性は約10年前に定年退官。取材に「一般的なあいさつをしただけ」とした。