北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でロシアに入漁料を払って行うコンブ漁が22日、例年より3週間遅れで始まった。9月末まで。ウクライナ侵攻の影響で、操業条件を決める交渉の妥結がずれ込んでいた。地元の3漁協は、ロシアとの協定に違反したり、潮に流されたりして操業区域を出る漁師がいないか見張る船を例年の1隻から3隻に増やし、安全対策を強化した。

 午前6時ごろ、北海道根室市の納沙布岬沖に集まった約220隻の船団は、花火の音を合図に一斉に約4キロ先の漁場へ。漁協職員らが日の丸の小旗を振って見送った。

 今年は約8800万円を支払い、220隻が操業する内容で合意した。