22日限りで定年退官する大谷直人最高裁長官(69)が21日、最高裁で記者会見した。在任期間は約4年5カ月。裁判だけでなく社会のさまざまな分野でデジタル化が進んでいるとして「地域の実情を的確にキャッチするため、裁判官がアンテナの感度を高めていく必要がある」と述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止と裁判所の機能維持の両立が課題になったと振り返り「全国の裁判所でどのように両立を図っていくか、裁判所にとって経験したことのない対応を求められた」と語った。

 後任の第20代長官には戸倉三郎最高裁判事が就任する。