北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、道警は21日、依然行方が分からなくなっている乗客乗員計12人の捜索を道東部の沿岸部で範囲を広げて実施した。事故発生から2カ月となる23日を前に人員を集中投入し、不明者の発見に全力を挙げる。

 4月23日に発生した事故では、これまで乗客14人の死亡が確認されているが、不明者の発見は同28日を最後に途絶えている。北方領土・国後島で発見された男女の遺体については、海上保安庁は乗客や甲板員の可能性があるとみて、身元確認に必要なDNA型鑑定のデータをロシア側に送っている。