【ブリュッセル共同】ベルギー当局は20日、コンゴ(旧ザイール)が宗主国ベルギーから独立した翌年の1961年に暗殺された「コンゴ独立の英雄」ルムンバ初代首相のものとされる歯を親族に返還した。暗殺にはベルギー軍や秘密警察の関与が指摘されており、デクロー首相は同日の式典で謝罪した。欧州メディアなどが伝えた。

 コンゴは独立後、資源が豊富でベルギーや米国寄りの勢力が支配するカタンガ州が分離独立を宣言し内戦状態に。アフリカ独立運動の旗手の一人だったルムンバは同州内に拉致、殺害された。ベルギー政府は殺害の道義的責任を認めて2002年に謝罪している。