政府は20日、厚生労働省の吉田学事務次官(60)が退任し、後任に大島一博政策統括官(58)を充てる方針を固めた。近く閣議の承認を経て発令する。旧厚生、労働両省のうち、6代連続で厚生省出身者が次官に就くことになる。

 大島氏は政府の全世代型社会保障構築本部事務局の事務局長を務めている。少子高齢化で人口減少が進む中、医療、年金といった社会保障制度のかじ取りを担うのに適任と判断した。

 【厚労事務次官】

 大島 一博氏(おおしま・かずひろ)東大卒。87年厚生省。老健局長、官房長を経て、21年9月から政策統括官=総合政策担当。58歳。熊本県出身。