覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪に問われたアイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバー田中聖被告(36)に、名古屋地裁は20日、懲役1年8月(求刑懲役2年)、執行猶予3年の判決を言い渡した。

 平城文啓裁判官は判決理由で、覚醒剤を使って仕事に集中したいとの動機から犯行に及んだと指摘。「違法行為にさほど抵抗があったとは思えず、違法薬物を今後断ち切ることに不安がないわけではない」と非難した。

 ただ、犯行を認めて後悔し、家族も支援の意向を示していることを考慮し、執行猶予を付けた。

 黒色のスーツ姿の田中被告は、裁判官に向かって深く頭を下げ法廷を後にした。