東芝は2日、再建のために実施した経営戦略の募集に、10件の1次提案があったと発表した。8件が非上場化に関する提案で、残りの2件は東芝の上場維持を前提とした資本業務提携に関する提案だった。戦略案を出した具体的な企業名は明らかにしていない。5月30日が期限だった。

 官民ファンドの産業革新投資機構が非上場化を念頭に提案したことが判明しており、同機構を軸に選考が進みそうだ。米投資ファンドのベインキャピタルやブラックストーンなどの名前も挙がっているが、東芝は原子力事業などを抱えており、外資主導の再建は経済安全保障上、ハードルが高いとみられる。