外務省は17日、東シナ海の日中中間線の中国側海域で、中国が新たな構造物1基の土台を運搬していると発表した。海上自衛隊が確認した。ガス田の試掘に向けた動きとみられる。外務省の船越健裕アジア大洋州局長は、在日中国大使館の楊宇次席公使に強く抗議した。

 中国はこれまでも付近の海域で単独開発を続けている。今年5月には17基目となる構造物の設置を進めていることが判明した。外務省によると、今回の構造物で18基目になるという。

 船越氏は楊氏に対し「中国側が一方的な開発を進めていることは極めて遺憾だ」と伝達。ガス田の共同開発を巡る交渉を早期に再開させるよう重ねて求めた。