福岡高裁は17日、民事訴訟の判決の正本を被告に送達せず、虚偽の報告書を作成したなどとして、現在は福岡家裁管内に所属する40代の男性書記官を懲戒免職処分にした。福岡地裁は、虚偽有印公文書作成などの疑いで福岡地検に告発状を提出した。

 家裁によると、書記官は福岡地裁管内で勤務していた際、被告に判決の正本を送っていないのに、書留郵便で送ったとするうその送達報告書を作成。民事訴訟計4件で、訴状審査の補助事務を最大約1年10カ月放置した。