【北京共同】中国河南省で預金の引き出しを停止した地方銀行に対し預金者らが抗議活動を行おうとしたところ、当局が新型コロナウイルス対策を口実に阻止した疑いが浮上した。国民の行動を管理するスマートフォンの防疫アプリを使って預金者らを隔離に追い込んだとみられ、コロナ対策の乱用だと批判が高まっている。

 中国メディアによると、河南省の複数の銀行が4月にオンライン預金口座を凍結。預金者らが抗議しようと6月12日ごろに河南省入りすると、「健康コード」と呼ばれるアプリが感染の恐れを示す赤色になり、隔離されたり追い返されたりした。

 当局がシステムを操作したとみられている。