【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)司法裁判所の一般裁判所は15日、EU競争法(日本の独禁法に相当)に違反したとして欧州委員会が2018年に米半導体大手クアルコムに科した約10億ユーロ(約1400億円)の制裁金支払い命令を取り消す判決を下した。手続きに問題があったとしている。EUの競争政策に影響を与える可能性もありそうだ。

 裁判所は15日に出した声明で「多くの手続き上の不備」が認められたと指摘した。欧州委の報道官はこの日の記者会見で「判決文を慎重に検討し(上訴するかどうかなど)今後の措置について考える」と述べた。