【ワシントン共同】バイデン米大統領は14日、ロシアの侵攻で滞るウクライナからの穀物輸出を促進させるため、ウクライナと接するポーランドなど欧州諸国の国境に臨時の穀物倉庫をつくる方針を明らかにした。穀物生産大国ウクライナからの供給停滞で小麦などの価格が高騰しており、懸念される食料危機への対応を急ぎたい考えだ。

 東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説したバイデン氏は、ウクライナからの海上輸送がロシアの黒海封鎖によって滞留しており、陸路輸送を検討していると説明。「国境地帯で倉庫に移した穀物を欧州の列車に積み替えて海まで運び、世界中に届ける」と強調した。