北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故を巡り、国土交通省北海道運輸局が14日に行った聴聞で、運航会社「知床遊覧船」が事故の責任は「国にもある」などと不服を申し立てる桂田精一社長名義の陳述書を提出したことを受け、今も行方が分からない乗客の関係者は「許せない」と強い憤りを示した。

 北海道在住の女性は小学生の息子と乗船したとみられるが、2人とも行方が分かっていない。女性と同級生の女性(41)は「事故について知れば知るほど、しっかり安全管理を行っていれば防げた事故だったと思う。こんな弁明をするなんて信じられない」と訴えた。