外国産ワカメを鳴門産と偽って販売したとして、食品表示法違反と不正競争防止法違反の罪に問われた静岡市の食品加工会社「黒汐の華」社長小川重英被告(80)に、静岡地裁は14日、「消費者の信頼をないがしろにした」として、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。

 谷田部峻裁判官は判決理由で、虚偽表示により加工販売業者間の公正な競争を阻害したと指摘。静岡県による立ち入り調査の後も偽装を続けたとし、「強い非難に値する」と述べた。一方、反省の態度を示している点を踏まえ、執行猶予を付けた。