【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の最高議決機関となる閣僚会議が12日、スイス西部ジュネーブのWTO本部で4年半ぶりに始まった。ロシアのウクライナ侵攻で懸念が高まる食料危機への対応が課題として浮上。食料輸出の制限を原則禁じるWTO協定の順守を盛り込んだ閣僚宣言が検討されている。機能不全の批判を浴びるWTOが、貿易ルールをつくる組織として多国間の協調を実現できるかどうかが焦点だ。

 WTOには日米やロシアを含む164カ国・地域が加盟している。閣僚会議は15日までの予定で、13日には食料危機への対応を集中討議する。